11月4日に、土星が順行に戻りましたね!
土星は、社会という枠組みの中で生きる力をつけさせるため、さまざまな課題や制限を与える師匠のような星。
出生ホロスコープで土星が入っているハウスは、苦手意識があったり、ブロックがかかっていると感じることも多く、時間をかけて向き合い克服していくテーマを示します。
2025年まで、土星は魚座におります。
魚座は、現実世界から離れ、もっと大きな、全てと溶け合うような世界へ意識があるような星座。
夢や信仰、愛、救いなど、目には見えないものがキーワードとして浮かびます。
曖昧さを受け入れる、というか。
ゴリゴリの物質社会だったところから、風の時代に入り情報の時代へと一気に変化してきてきましたね。
そこで今問われているのは、一人一人の「精神性」なんじゃないかな。
本来、わたしたちは全てが在る世界から分離して、肉体を持ってしか味わえないことを体験するために地球へ生まれ落ちてきた。
信じるものも、救いも、すべてはわたしたち一人一人の中にあるはずなのだけど、分離を経たわたしたちはそのことを忘れて、外の世界へ答えを求めようとする。
それを体験したくて生まれてきてるんだから、当然っちゃ当然なのだけど。
土星が魚座にある今は、そんなことに向き合い思い出す期間でもあるのかもね。
土星逆行が終了し、順行に戻ったタイミングで、わたしを含め周りから流れてくる情報や言葉も、一気にスピリチュアリティに満ちてきました。
戻ってきたな、という感じ。
みなさんも、そういえば11月の初めころからなんか変わったな…と感じることや体感、もしかしたらあるかな?
土星の影響ってやっぱり大きいです。
社会全体に与える影響はもちろん、わたしたち一人一人に与える影響も、やっぱり大きい。
そこで今回ね、わたしと土星の関わりを振り返ってみたんです。
おもしろいくらい、ターニングポイントとリンクしておりましたよ。
わたしの土星遍歴
わたしは幼い頃に父を亡くしているのだけど
(これは、天王星とキロンの関わりが強め。納得…)
そのことから、「死」というものに対する恐怖心や執着みたいなものが子どもの頃からすごく強かった。
心にこびりついて取れない瘡蓋みたいな感じで、あまり触らないように刺激しないように、と生きてきた部分でもあったんです。
2016年 土星は蠍座に、わたしの8ハウスに入っていたとき、祖父が亡くなりました。
祖父が亡くなったあと、ガクンっと心身共に崩れてしまって、なんだかボロボロだったことをよく覚えてます。
これまで触れないように蓋をしていた自分の深く昏い部分「父の死」についても初めて向き合い、そこから自分自身の価値観や死生観のようなものがガラリと変化していきました。
8ハウスは蠍座のナチュラルハウス。
どちらにも共通するテーマはまさに
「死と再生」
どどん。
そして
「深層心理」「変容」「継承」
というキーワードも
うん、どんぴしゃ。
(この時、土星だけじゃなく天王星や冥王星もインパクト強めな配置だったので、その影響も大いにあると思うのだけど)
土星は、課題や制限を与える星。
しんどいと感じることもあるけど、そこに向き合い乗り越えることで、つるんっと一皮むけるような感じ。
この時は、蠍座8ハウスだったので、深い部分にアクセスし、まさに生まれ変わったような、それまでとはまるで違う自分へ変容していったという感覚がありました。
そして、もうひとつのターニングポイント。
今、魚座土星さんはわたしのネイタル11ハウスに入っているのだけど。
11ハウスといえば、「自由」「自立、独立」というテーマを持っています。
ちょうど土星がわたしの11ハウスに入るタイミングで、娘の不登校がはじまりました。
それがきっかけで占星術を学び始めたり、わたし自身の「自立」をテーマに動き出すことになります。
これまた、どんぴしゃ。
どちらのポイントも、当時のわたしは星の動きなんて知らなかったから、右往左往しながらもがいていた感じだったけど、今はホロスコープをみて
「あ、今ここと向き合うタイミングなのね」
「なるほど、だからこんなメラメラしてんのね」
みたいな感じで、俯瞰して状況を捉えることができています。
土星が今、あなたに与えてくれているテーマはなんだろう?
気になっていること、悩んでいることがある方
【ちょこっと星読み】で質問ひとつ受付けています。
出生ホロスコープから、いまの星の動きから、読み解きお伝えします。
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